持株会は、した方がいいのか
上場企業に勤めている方なら会社から一度は加入を勧められたことがあるのではないでしょうか。
「自社持株会」
お勤め先の会社にもよりますが、ほぼすべての会社の社員の方におすすめしたいのがこの持株会での株式購入です。
なぜなら、たいていの企業は毎月MAXで50,000円まで購入することができるようになっていますが、10%程度会社が上乗せで購入してくれるという通常の運用においてはありえない特典がついているのです!
たとえば、私が担当していたとあるK電力会社社員の方の場合…
毎月50,000円の購入を設定→それに会社補助10%が乗って毎月55,000円のK電力株式を購入していくことになる。12カ月続けた場合…
株価が変わらなかったと仮定した場合、単純計算で約66万円分のK電力株を保有することになります。しかし、自分の手出しは60万円です。この時点で6万円の利益(株が値上がりしている場合にはもっと)。
さらに、K電力株は年間2%の配当がついていますから、13,200円の配当まで受け取れてしまうというわけです。
これを勤続中ずーっと続けていれば、退職するころにはありがた~い資産になっていること間違いなしです。
勤務期間に会社の株価が暴落した場合も続けましょう。
安く株を買い続けられ、取得コストを下げることができるので途中でやめないほうがいいです。安い時にはたくさん買う・高い時は少しだけ買う。積み立て投資の基本です。安くなったら逃げ腰で売るのではなく、どんどん買う!そうしなければ変動商品運用はいつやっても、何を買っても損して終わります。
持株会での株式運用リスクは
「上場廃止」
「倒産」
でしょうか…。これは通常の株式運用と同じですが、こうならないために日々のお仕事を社員のみなさんで頑張ることでリスクコントロールができるというのは、持株会だけに備わるメリットであるのかもしれません。
持株会の積み立て額を少し上げてみようかな…と思われた方は、すぐにでも会社の福利厚生係の方に相談してみてください^^!